突然の海外転勤。マンションどうしよう・・・

新婚生活の始まりと同時に憧れの新築マンションを購入したのが2010年の暮れ。

 

そして約8年間暮らしていて愛着のあったマンションを売却することになりました。

 

 

全てが初めての体験でしたが私のこの経験が、売却を検討している皆様の役に少しでもたてればと思い、今回の売却体験談を書いていきたいと思います。

 

 

突然バンコクへの長期赴任の辞令

 

千葉県の成田市で人生で初めてのマイホーム(新築分譲マンション)を購入してからしばらくは、夫婦二人三脚で働きながら二人の生活を頑張ってきました。

 

私たちには子どもがいないため、夫婦二人とペットのワンちゃん二匹での生活でした。

 

決して裕福な生活とは言えないまでも、何不自由なく生活してきた状況でした。

 

 

その生活が一変することになったのが、主人の勤務先からの辞令です。

 

成田空港近くで勤務している主人ですが、タイのバンコクに長期赴任することが決定したのです。

 

子どもがいれば話は別ですが、主人が単身で外国に行くとなると私一人が日本に残ることになります。

 

この際、思い切って所有しているマンションを売却し、家族全員でタイへの移住を決意しました。

 

 

1900万円の残債。残債よりも高く売りたい

 

主人も私も20代の頃に購入した物件だったため、当時は期間一杯の35年ローン、ボーナス払いなしの、最低限の月々の支払いプランで購入しました。

 

若い頃は月々の支払いを極力抑えて、ある程度の収入が見込まれるようになったらまとめて大きな金額を払っていこうという将来設計でした。

 

そして売却をしようと決意した当時、築7年たっており、約28年、総額1,900万円の残債が残っていたことになります。

 

 

いつまでタイに赴任することになるかは定かではありませんが、万が一、日本に帰国することになっても帰ってこれるような持ち家が日本にあるいう状況は、すごく魅力ではあります。

 

ですが、売却価格より残債が大幅に多い状況になった場合はこうも言ってられません。

 

何よりもまずは「売却した上で借金を抱えない」ことを優先し、自宅の近くにある不動産屋さんなどに相談に行きました。

 

 

地元の不動産屋さんに相談

まず最初に、地元で懇意にしていた不動産屋さんに出向いて、相談に行きました。

 

それまで町内会などで顔を合わすことが頻繁にあり、人間的にも信頼できる地域の方だったためです。

 

ここで教えられた不動産屋さんの取り分と売値の設定のことはまさに目からウロコでした。

 

 

 

・ほとんどの不動産屋さんは売却価格にプラスし何十万円かの手数料を徴収することになり、その分も考えて価格設定をしなければならない点。

 

・その売却価格に関しては極端な話、売り手(私たち)の希望価格で設定することが出来るという点。

 

 

つまり、それですぐに売れるか売れないかは別として「この値段でなければ売らない」という値段を、売り手は自由に決めることが出来るのです。

 

不動産屋さんと相談し、足が出ない最低限の価格プラスアルファとして、2,150万円の値段設定をすることにしました。

 

 

相場以上で売るには不動産屋の営業力と運!

 

とは言いつつも、やはり売却に際してはその家の「相場」というものがあります。

 

私たちの家はマイナスとプラスの点が両方ありました。

 

 

 

マイナスの面としてはペットと暮らしていたため家の傷や劣化が同じ程度の築年数の家より進んでいること。

 

プラスの面としては最近新しい鉄道路線が開通したため地価相場が上がっていることが挙げられるようでした。

 

 

 

いずれにせよ、その不動産屋さんの営業の方いわく、

 

「相場を知るのは重要ですが、それ以上に重要なのは不動産屋の営業力と、運です」

 

と言われたことで少しだけ気が楽になり、来るべき時を待っていたしばらくの間でした。

 

 

高く売るためにペットクリーニングを依頼

 

一方で、指摘を受けた「ペットによる劣化等」は無視できない問題です。

 

満足いく金額で売るためにも、私たちは今回、ペットクリーニングの業者を別途で依頼し、畳の張替えと消臭対応だけはしてもらうことにしました。

 

総額で約60万円ほどかかりましたが、次に来て頂く新しい家主に気持ちよく暮らしてもらうためにも必要かなという判断です。

 

また満足いく金額の買主が見つからず、しばらくは私だけで引き続き暮らすようになっても、どちらになっても問題ないようにと考えました。

 

 

 

売れるまでにかかった期間と金額

最終的には良い縁にめぐまれ、5ヶ月で売却できました。
予定より2ヶ月ほど遅かったですが、満足しています。

 

主人は既に単身でバンコクに渡っていましたが、渡ってすぐに購入希望者が現れ、不動産屋さんの立会いのもと、無事に売却まで運んだ形です。

 

 

金額も予定通り2,150万円で売却できたましたが、それ以外に、先に述べたクリーニング代で約60万円、売却に際して主人の一時帰国の費用が約30万円と、合計で約100万円弱の経費が別途で必要になった状況です。

 

 

1社だけじゃなく複数社の不動産屋さんに相談すればよかったかも

 

売却までの流れを振り返ってみて今思うのが、何よりも「不動産屋さんの営業能力」があるかないかが一番重要だということです。

 

私たちは知人の不動産会社に頼んだため営業力などは二の次でしたが、今振り返ると、もう少し売却物件のインターネット掲載に力を入れるとか、地域の掲示板等で大々的に宣伝して頂くなど、経費をかけた営業を展開して頂きたかったというのが本音です。

 

 

売却した後に知ったのですが、今はインターネットで複数の業者に査定することができるんですね。

 

いろんな業者さんを知ることが出来たら、もう少し早く売れていたかも・・・と思うことはあります。

 

 

近隣に売却するうことがバレて嫌がらせをされた

 

もう一点、売却に当たっては決して無視できないトラブルが発生しました。

 

私たちが売却することになったマンションに関して、そのことが同じマンションの住民に知れ渡ってしまい、少なくない嫌がらせを受けたのです。

 

実はその当時、同じマンション内で継続して引越しがあり、空いた部屋を賃貸として貸す流れが進んでいたのです。

 

賃貸で借りていた方の中にはは正直、マンションの規約等を遵守頂けない方が多く、マンションの風紀が乱れていた状況でありました。

 

 

私たちのこの物件の売却に当たっても、「また賃貸になってマナーの悪い住民が増える」と言われ、あからさまに非難された経験もありました

 

よく不動産は「一生に一度の買い物」とも言いますが、購入されている方の気持ちを考えたら、確かに、賃貸物件に変わることで風紀が乱れるという意見に100%反論することも出来ず、何とも言えないわだかまりを残したままバンコクへ移住することになったのは、今でも心残りな点です。

 

 

もしもう一度不動産を売ることになったら何に一番気をつけるか

人生の中でそんなに多く、マイホームを売る経験をするわけではないため、何事にも慎重にかつ時間をかけて売却を進めたつもりではありました。

 

私たちは主人の転勤という、いわば不可抗力があっての売却となりましたが、もしもう一度売却の機会があるならば、次は「売却のタイミング」をしっかり見極めていきたいと思います。

 

例えば

 

・住宅ローン控除が終わるタイミング
・東京オリンピックを踏まえての売却
・金利のことなどもう少し勉強して売却を進める

 

 

などすると、余計な現金の持ち出し等もなくなるのではと思います。

 

 

今でもたまにバンコクより、成田市の売却物件の情報を見たりしていますが、最近私たちと同じ物件が売りに出ていて、私たちの売値より約100万円高い値段で売却価格が出設定されていました。

 

私たちは幸運にも大きな損をしたわけではないのですが、改めて次に家を売却をする機会がありましたら、タイミングをしっかり見極めてスムーズに売却できたらいいなと思っています。

 


家を高く売るには

家をなるべく高く売るには良い不動産業者を見つけることです。

我が家も地元のとっても親切な不動産会社さんとの出会いによって満足の行く売買が出来ました。

不動産一括見積もりを利用するのは、価格が高いところを選ぶわけではありません。

複数の業者さんに見積もりをお願いして、信頼できそうな業者を探すのがポイントです。

5社くらいの業者さんと話をすると、その業者さんの考え方などがわかります。

・高い見積もりを出すけど、営業をガンガンかけてくる人
・そっけない態度で、さっさと帰っちゃう人
・親身になって話を聞いてくれて裏表のない人

まずは一括見積もりをしてみてください。

金額も全く違いますが、営業マンや会社の姿勢がにじみ出てくるのでおすすめです。

注意点としては、言葉巧みな営業マンの口車には乗らないように!

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